@ コーン
A ロールエッジ
B ボイスコイル
Cマグネット
C
@
A
B
C
一般的なスピーカーの構造
・振動板の振動が単一モードであるため、余分な音が
発生しません。(低歪率)
・振動板を固定していないため、周辺部での共振によ
る異音の発生を抑制します。 (低歪率)
・振動板の等価質量が小さいため、高速応答します。
・音量を下げても全体のバランスがくずれません。
平面スピーカーの特徴
エッジ部
プリント
コイル
排気孔
フレーム
排気孔
フレーム
NZ
バッファー
バッファー
NZ
断面図
電流
:プリントコイル
磁界
力 = 移動方向
: 振動
フレミングの左手の法則
N極とS極とが交互にストライプ状に多極着磁された磁石のN極からS極へ飛ぶ横向き磁力線の存在する空間に、
同じくストライプ状のプリントコイルを、フレミングの左手の法則
に従った位置に配置し、そのコイル (ボイスコイル) に音の電気信号を供給します。
その時、発生する力がコイルと一体のフレキシブル振動板 に作用し、振動板を面に直角な方向に振動させ、
その空気振動(音波)が適宜配置された孔から外部に放出され、スピーカーとしての動作を行います。
振動板のエッジ部は固定されず、支点・屈曲点を持たないよう構成されています。
ユニット
断面方向
どうして音が出るのか? 平面スピーカーの原理と構造
面音源(平面波)の場合は距離による音圧の減衰が
小さいという特徴があります。
f=2kHz
点音源
f=2kHz
面音源
f=10kHz
面音源
100m
40m
20m
10m
4m
2m
1m
50dB
60dB
70dB
80dB
90dB
音源による距離減衰
面音源
点音源
平面スピーカーは面全体が同一方向に振動する
「面音源」 で、発生する音は 「平面波」 となります。
距離による音の広がりが少なく、距離による音圧の減衰も少ない。
一般的なスピーカーは音源が点と見なされる「点音源」です。
距離とともに音が広がり、距離による音圧の減衰が大きい。
平面波とは? 点音源と面音源とのちがい